40万人が訪れた扶余百済文化祭「華やかな復活」
-開幕式に10万人が殺到し、パンデミック以前の水準を回復
- オーダーメイド型コンテンツで様々な年齢層から好評を博し、大盛況で終了
「韓流援助、百済の光と郷」というテーマで百済の偉大な文化と向き合った第68回百済文化祭が10月10日の閉幕式の終止符を打った。
3年ぶりに開催された第68回百済文化祭は、10万人余りが訪れた開幕式の人数を含め、計40万人余りが訪れたものと集計された。 パンデミック以前に回復した観客水準である。
今回の第68回百済文化祭の成功要因としては、ターゲット層を細心に分析し、オーダーメード型コンテンツに力を入れた努力が評価される。
核心ターゲットとして家族単位の観光客の訪問を誘導するための広報を展開し、体験および公演プログラムを強化して家族単位の観光客の訪問を誘導した戦略が通じた。
家族連れの観光客が多く訪れた代表プログラムで、子供たちには環境にやさしい稲わらの遊び場、百済RPGゲーム、泗沘百済歴史体験館、百済土器のろくろ体験教室などが良い反応を得た。中高年層には蓮の花パンなど扶余特産品のグットゥレ市場が人気を集めた。
メインプログラムである百済泗沘遷都フェスタ、百済の戦闘、白馬江月光コンサート@扶余、フィナーレ公演、百済響き音楽会、扶余芸術饗宴など多様な公演プログラムで全年齢層から好評を得た。 また、人気アーティスト公演は特に青少年観客から熱い反応を引き出した。
イベント会場をクドゥレのメイン会場から扶余邑市街地に拡大造成したのも、祭りも楽しみ、市内商圏も活性化させる一石二鳥の効果を得た要因として挙げられる。百済金銅大香炉をテーマにLED衣装、小物など現代的要素を加え、扶余市街地で進行した「百済文化フェレード」と扶余市街地一帯で開催した百済人ハンマダン、シャトルタクシー運営などを通じて効果を上げた。
扶余郡は新型コロナウイルス感染症の再拡散防止のため、会場内の食べ物を飲み物とフィンガーフード中心に縮小し、市内商圏活性化のための連携プログラムの用意に力を注いだ。実際、祭り期間中に市街地の飲食店に訪問客で大賑わい、扶余市街地に行事会場を移動した戦略が功を奏したという分析がある。
今年の百済文化祭は2023年百済文化祭の本格的な準備体制を整備するという側面でも意味があったというのが扶余郡の説明だ。メインプログラムである百済泗沘遷都フェスタ、百済文化パレード、百済魂仏彩画などのコンテンツ育成、百済パレードストーリー構成および百済文化交流公演推進などがその努力の一環である。百済文化祭の正統性と現代文化が調和した多様なコンテンツおよび新しいプログラムを企画するために力を注いだ。
フィナーレ舞台でパク·ジョンヒョン郡守は「昔のものに入って新しいものに出るべきである」という入古出新を引用して「過去と未来が相互作用する時に初めて歴史の価値が輝くということ」を強調した後「私たちはこの10日間百済の夢を見た。百済が私たちの夢を見たかもしれない。現在の目で百済を想像した。2000年前の百済を一つの映像で盛り込められることに力を入れた」という言葉で祭りに意味を付与した。
続けて「文化と経済が花咲く扶余郡に最善を尽くす」という覚悟を表わし「来年度百済文化祭はより百済的で、より健康で、より楽しく準備して待つ。足りなかった部分は補っていく」と約束した。
最後に「もう一度、百済文化祭成功のために尽力された郡民の皆様、観光客の皆様、そして公職者とボランティアなどすべての皆様に敬意を込めて挨拶を申し上げる」とメッセージを締めくくった。
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