天政台は百済時代の山岳信仰の一面を垣間見ることができる説話が込められたところである。 『三国遺事』の記録によると、宰相を選出する際、その候補者の名前を書いて封函した後、ここに置いておき、名前の上に印鑑が押された人を宰相に任命したという。このような理由でここの名前を「政事岩」と呼んだという。宰相を任命することは重要なことであるだけに、国の大事を決める上で天の意思に従おうとした古代政治思想の一面が見られる。
天政台の下には白馬江が流れ、周辺に百済都城の主軸である扶蘇山城が一望でき、名勝地としても遜色がない。周辺の崖には王の岩·臣の岩など奇岩がたくさんある。
天政台周辺には百済時代の蓮華模様の軒丸瓦をはじめとする瓦の彫刻が発見されており、当時は建物があったものと推定される。
百済の香りが悠々と流れる錦江の百済堰(311m)は白馬江を守るために戻ってきた階伯将軍の階伯衛還をテーマに馬に乗って白馬江を眺める階伯将軍を形象化し、水門将をイメージで表現した。
百済堰に位置する複合文化空間である錦江文化館に4河川広報ゾーン、錦江特化ゾーンなどがあり、展望台からは白馬江を一望できる。
天政台は常時開放、年中無休、錦江文化館(百済堰)は09:00~18:00で月曜休館となっている(展望台は見学可能)。
*写真出典:부여문화관광 (buyeo.go.kr)
*参照webページ: 부여문화관광 (buyeo.go.kr)
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