聖興山城に位置するこのケヤキは愛の木と呼ばれる。愛の木は遠くからもよく目立ち、聖興山の象徴となる木である。 木の高さ22m、直径125cm、樹齢400年余りと推定され、この木の横に立つと林川面はもちろん論山、江景、益山、舒川が一目で見え、天気のいい日は益山の龍華山と長項製錬所まで眺めることができる。
ここは各種ドラマや映画のロケ地として人気が高いところであり、薯童謡、大王世宗、階伯、大風水などが撮影された。
愛の木が位置しているところは加林城だ。加林城は百済聖王が泗沘に遷都する30年前に築造した。 現在確認された城の周囲は1500メートルで城の高さは3~4メートルで、城の中には井戸3ヵ所、軍倉と推定される建物跡、礎石と南側の城門跡などがある。
西海から錦江に遡る敵の動きを一目でわかる場所で、泗沘城の外郭を防御する拠点であり、百済敗戦後は百済復興運動の拠点にもなった。
2021年に加林城(韓国史跡第4号)頂上部に位置しており、錦江一帯が眺望され、広く広がる独特の根の形と樹形が美しいケヤキで自然景観と学術的な面で価値が認められ、韓国天然記念物第564号に指定された。
*写真出典: 부여문화관광 (buyeo.go.kr)
*参照webページ: 부여문화관광 (buyeo.go.kr)
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